今や台風への対策は日本全国の方が知らなければならない時代になりました。
沖縄は昔から必ず台風の直撃被害を受ける場所なので、住んでいるだけでも台風に対する「ノウハウ」が自然蓄積されています。
今日はその「ノウハウ」をまとめました。
✔︎台風の風から家を守る方法
✔︎台風でやらかした実体験の失敗談を知り身を守る
✔︎ニュースで言っている事をそのまま鵜呑みにしては後悔するその理由
✔︎実際に沖縄でされている「具体的な対策」を伝授
✔︎最大風速85mもこれで耐えた実績を教えます

台風がもう平然と日本本土を直撃するようになりました!
数年前からその傾向は強くなり・・・今では大きな被害は沖縄ではなく
内地での被害が広がってます。
しかし、まだ台風経験が浅い県ではその対策も「何をしたら正解か!?」が
きっと分からないと思います。
なので今日は実体験を元に「沖縄でされている対策」について書きました!
注意:ここで書かれていることを実践して被害などが出ても一切責任は全て「実行者」にありますので何が起ころうと一切の責任は取りませんのであくまで参考として、自分の身は自分でお守りください!!!
台風の直撃で実際にあった失敗談や被害
台風の被害でもっとも被害を受けやすいのは「家屋」「車」です。
ニュースでやたらと「ブルシート」で、ひとまず対策を!!なんて話が流れていて「じゃーうちもひとまずブルシートを!!」なんてやってる方は多いと思います。
ですが残念ながら野外に張ったブルーシートは一瞬で消えて無くなります。
・ブルーシート自体に風速に耐える「耐久力が無い」
・ロープを通す金具部分から一瞬で破壊される
・通したロープがそもそも風速に耐えれない
・シートの内側に風が吹き込み風が孕み被害が拡大する
これがブルーシートを「野外」に張っても効果が一切見込めない理由です。
なので沖縄でブルーシートで対策をする家屋は一切ありません!
そもそも屋根を破壊するレベルの台風にビニールシートなんて、気休め程度にしかならないのでそれならば具体的な「家屋を守れる可能性が高い対策」を実施した方が良いでしょう。
もしもビニールシート張るならば以下の方が良いかも(経験ななし)
✔︎野外のシートは効果無しなので、家内に張り家電などを守る
✔︎家内の破壊されやすい「窓」などをブルーシートで内側から補強
✔︎どのう、すいのうを作ってとにかく重石にしてシートが飛ぶのを防ぐ
沖縄ではやらない対策ですが、今早急にできる対策としては間違っていないと思います。
どのうは集めるのが大変ですが、水はすぐにホースで出るので何重にもした大きなゴミ袋を使って今すぐにやれて尚且つ数時間でできる対策です。
何故台風で窓ガラスが割れるのかを知れば対策ができる
窓ガラスが割れる事で屋内の家電などの被害はもちろん・・・そこから風が吹き込み押し上げる力が発生して屋根を飛ばすケースがほとんどです。
屋根は上からの力には強いですが内側のしかも「下からの力には弱い」事がわかります。
つまり窓を破られると家屋が一気に破壊される可能性が高まる訳です。
なので家屋を守る有効な手段は「窓をまずは守る」!
窓ガラスは実は風そのものだけでは「割れる事はほぼありません」90%以上は「飛翔物」により破壊されています。(木の枝・雑誌・ゴミなどが原因のほとんど)
✔︎窓を中心に破壊される可能性のある場所を「ベニア」でいいので打ち付けて塞ぐ
✔︎家の周りにある「飛翔物」になり得る物を全て屋内へ
✔︎ベニアが買えない場合は網目のネットを窓から30センチ以上離して強く張る
✔︎とにかく窓ガラスに「物が直接当たらない」ようにするのが重要です
ニュースで流れている「❌の字」にテープを貼るのは、あくまで破片を飛び散らせない対策であって飛翔物から窓を守る効果はありません!!
もし上記の対策が出来ずにテープ程度しか用意できないのであれば、以下の対策をしましょう!
✔︎窓を両面をテープでびっしり張り付くして割れてもやすやすと風が入らないようにする
✔︎上記プラスで室内のカーテンを閉めて、重石などで吹き込んでも一瞬でも防げるようにする
✔︎とにかく「飛翔物」への対策をする
この対策は❌よりは効果が見込めます。
台風対策で実施すべき事
台風は直撃した直後で中心付近と実は少しさってからの「吹き返しが危険」。
まずはニュースで言っている対策は「全て実施」しましょう!
車やバイクは風の当たらない頑丈な車庫頑丈な建物の風陰になるように移動をさせましょう!
例
北風でくるならば建物の南側の壁に密着させて駐車させる
浸水を避ける避けるために少しでも良いのでその地域で高い土地へ移動させる!!
台風対策のまとめ・窓などの風の侵入経路をとにかく頑丈なもので塞ぐ
・どのう・すいのうを使い重石を作りシートを固定する
・ニュースで言っている対策は基本として全て実施する
・車やバイクなどは頑丈な建物中で浸水被害のない場所へ移動する
あとは避難が必要だと判断を早急にして、風が出てくる「前」に全ての移動を終わらせる事が肝心です!!!
来てからの避難ほど危険なものはありません!!
走る車ほど「横風」などに弱いので、横転などの危険が伴います!!
なので避難は早急に済ませましょう!!
それでは皆様と家屋の無事を心から祈ります。