当サイトの始動は2019年の3月でした。
石垣島観光を個人のメディアでどれだけ沢山の方に届けられるかの挑戦として始まりました。
そしてまだ現状数ヶ月(2019年5月現在)が経過し観光地の撮影や店舗に実際に入って食事などを頂き記事を構成して来たのですが、どこのお店もそれぞれの「こだわり」「伝えたいこと」があるお店が多いことに改めて気がつきました。
その中でも「最も熱い想い」が伝わってきたお店が今日紹介する「R’s story」です!
最初は街からは少しだけ離れた場所で営業始めたなぁー!
っとそんな程度に思っていたお店だったのですが・・・今回突撃取材潜入したところ「快くOK」そして何よりも脅かされたのはその想いと「取材時間が3時間」というかつてない展開になりました。
皆さんは信じますか「八重山人は27000年前」からアクセサリーを付けていたと言ったら!
石垣島から日本のアクセサリー文化は始まった!アクセサリーの紀元はお守り
石垣島は八重山諸島やら先島諸島などと呼ばれる数多くある小さな島々の一角です。
沖縄本島からも数百キロ離れた場所にあります。
そもそも石垣島は「琉球」ですら無かった時代が長かった・・・島独特の文化を形成して来たのです!その一角が「装飾品」とされる「お守り文化」だったのです。
そもそも今のアクセサリーの紀元は身を守るための物。
今でこそ自身を輝かせるための装飾品の役割が大きくなりました。
ですがその紀元はお守りなんです・・・石垣島や周りの島々は言わずと知れた「海に囲まれた環境」にあります!人々の生活はやはり海の幸がメインだったことが容易に想像ができます。
その海の幸の力強さたるや!きっと昔の人はそこに魅力と漲るエネルギーを感じたことでしょう。
どんなに海が荒れても嵐が来ても水中生物(特に貝など)はその場所に居続ける!
これは人間からしてみればあり得ないことだったはずです!そんな水中の生物には「何か神々の力」が宿っていると想像するのはごく普通のことだったでしょう。
その水中生物の中でも陸に持って帰って美味しく食べれて更にその骨格(貝)は腐ることなく残り続ける!
力強くそして腐敗しない・・まさに神の贈り物♬
石垣島の海神の力が宿るお守りを身にまといたい
アクセサリーはそもそも装飾品ではなくお守り。
あまりに繰り返すとうっとおしいのでここからはお店の話に戻りましょう。
R’s storyは八島町にあるアクセサリーショップですが、店主の中村さんは「自分は語り部」としての役割を果たすために・・・その方法の一つとしてアクセサリーを通して島に住んでいる人にも観光にきた方にも沢山のことを知ってほしいとのこと。
アクセサリーを通して伝える八重山や装飾品の歴史。
ここで気になるのが島のことを伝えるのに島の素材でないアクセサリーで意味があるのか?
その答えは「ない」と言う結論に達した中村さんのこだわりは凄いものでした!扱っている素材のメインは全て「純・石垣島産100%」だと言う「シャコ貝」「夜光貝」「蝶貝」「タカセ貝」と全ての素材を地元の海人に頼み仕入れをしている。
海外産のものを使えば数百円で手に入る素材を10倍近い金額を払い地元石垣島の海で取れたものだけに素材を限定している。
他の同業者からは「そんなの無駄」「素材のことなんて誰も分からんよ」と嘲笑されてもそのこだわりは消えなかった!
これだけ熱い想いを乗せたアクセサリーは石垣島・・・いや沖縄全体を探してそうそうは見つかることはないでしょう・・・何故ならまず儲からないし手間も暇も全てが海外素材の何倍もの時間がかかるのですから。
逆に言えは他のお店は「石垣島で取れた風」に言っているがそのほとんどが海外産の安物。
海外からきた同じような素材でも「似たような物は出来上がります」。
しかしこの「似たようなもの」に「石垣島の海神の力」は宿るのでしょうか?そもそもお守りとして身に纏い続けた力がその素材に神の力が宿ることがあるのでしょうか?
僕はないと思います。
まさに「似て非なるもの」とはこの事でしょう。
安い海外素材を使う事自体は決して悪いことではありませんが、もしも記事の前のあなたが「その意味」に少しでも知ってその意味を活かして見たいと思ったならば是非「R’s story」には足を伸ばして欲しいと思います!!
そこには「お守り」として「装飾品」としての美しいアクセサリーが並んでいます。
石垣島のアクセサリーショップ!R’s storyの詳細
純石垣島産の素材で手作りするアクセサリーショップ「R’s story」の詳細。
R’s storyはユーグレナモールなどの中心街から徒歩5分ほど離れたアクセサリーショップ。
決して市内の立地が良いとは言えない場所にあるのも全てはそのこだわりから八島町に店舗を開業しそうです・・・自身には「語り部」の役割も大きい!商売でするなら観光客が溢れる場所でやれば良かったのだが、それでは自分が望むスタンスで営業することはできないっと思い今の場所で開業したそうです。
店舗名の「R」に込めた思い。
RYUKYU -琉球-
ROOTS -起源-
RENAISSANCE -復活-
ROMANCE -伝奇-
REALITY -真実-
石垣島の昔から語り継がれる真意を創造し 現在そして 未来へ
この「R」に秘められた想いは全て一つ一つ手作りのアクセサリーに込めらています♬量産はできないが「想い」と「心」を乗せた石垣島で唯一にして至極のアクセサリーがここにはある。
住所:沖縄県石垣市八島町1−7−5サザンワールド1F西
営業:9時30分から19時30分
電話:0980-87-6199
定休:不定休
Mail:info@rs-story.okinawa
※HPはオープン時からほとんどノータッチだそうですので現地にて店舗に是非お越しください!
まだまだ店主の中村さんからお聞きした楽しいお話が沢山あるのですが、書ききれないほどの内容なので随時更新してまいりますので楽しみにお待ち下さい♬