長期の滞在者が石垣島からフェリーで日本の最西端「与那国島」を目指す際に気をつけたいこと。
短期滞在で与那国を目指す場合は間違いなく「飛行機」がおすすめです。
しかし時間に余裕はあるけれどお金はしっかり節約して与那国島を目指したい場合の選択肢として、「フェリーよなくに」での船で与那国島へ行くということも可能。
しかしここに大きな落とし穴があるので是非この記事を最後まで読んで頂いて凡ミスを無くして頂きたい。
その凡ミスとは単純で「発着場所」の勘違いでの乗り遅れてしまう人が結構います。
石垣島のフェリーというと私たちが言う所の「離島桟橋」の認知度が高くこれが勘違いの原因になってしまっています。離島桟橋は与那国島以外の離島への「高速船」の発着所になっていて、与那国島へ向かう大型フェリーは全く別の所から発着していますのでこれが乗り遅れの原因です。
記事として読むのが面倒な方や「実際の場所の雰囲気」「フェリーよなくに乗り場から離島桟橋」まで実際に歩いている動画ですので距離感や実際時間などをビジュアルで確認が出来ます!
与那国島へのフェリーは一体どこから発着しているの?
この画像をよく見て頂くと分かるのですが!!
具志堅用高の銅像の後ろで海を挟んだはるか先に見えているのが「フェリーよなくに」。
そうなんです!フェリーよなくにの発着場所は離島ターミナルの対岸になっています・・・大型フェリーなので離島ターミナル内の桟橋に着岸出来ないことと基本的には旅客目的ではなく与那国島民への「物資輸送」が主な役割となっています。
食材はもちろんのこと「車」「資材」を含め島民生活を守るためにフェリーよなくには存在します。
観光用のフェリーでは無いので情報も少なくあってもちゃんと読まない人が多いんですね(笑)
ちなみにですが石垣島島民はこのフェリーで与那国島へ行くことってあるんですか?っと聞かれることが多々ありますが・・・はっきり言って「無いです」!!わざわざ時間の掛かるフェリーで与那国行く手に入れるとはまず無いんです。
その理由についても次の章に詳しく書きます!
なぜ石垣島島民はフェリーで与那国島へ移動をしないの?
また画像をしっかり見て頂くと「ごっつい船首」がわかりますか?
赤い尖った部分です!
よく漁船の船首にも使われる形状なのですが・・・外洋の荒海をいく船によく見られる形なんです!つまり与那国島への航路はかなり厳しい道であることがお分かり頂けるかと思います。
昔のフェリーよなくにの別名は「ゲロ船」。
今のフェリーよなくには新型の大型フェリーに生まれ変わってます。
なので昔に比べて「臭わない」「清潔」「揺れ軽減」をされていますが・・・それでもここ八重山を結ぶ航路の中では最も海が荒ぶる航路であることは変わりありません!船に慣れた人間が乗っても酔う船・・・それがフェリーよなくに(笑)
石垣島島民が乗らない理由が「酔うから」っていう単純な理由があります。
また飛行機で行くのと金額的に大差がなかったりもします。
現在はフェリーよなくにで「片道:3550円」飛行機で往復「片道:7500円」で乗れちゃうことと、フェリーよなくにで与那国島まで「約4時間半」ですが飛行機ですと「約20分」とかなり大きな時間差があるんです。
上記を踏まえて旅のスケジュールを立てるとより良い旅になります♬
石垣島発着の与那国島行きのフェリーよなくにの詳細
この画像の建物の一部に「福山海運」のフェリーよなくにの乗船券が購入出来ます。
中央から入ると食堂と福山海運の事務所があります!フェリーよなくになどの運行がない日は事務所自体がオープンしていないことも多々ありますのでお気をつけ下さい。
石垣島から与那国島へのアクセス
石垣島発
毎週:火曜日・木曜日
出発:毎朝10時
与那国島発
毎週:水曜日・金曜日
出発:毎朝10時
片道:3550円
時間:通常運行で4時間・海のコンデションで4時間半前後
◆◇福山海運・フェリーよなくに・チケット発売所◇◆
住所:沖縄県石垣市八島町1丁目5
電話:0980-82-4962
営業:フェリーよなくにの運行日
この記事を読んだあなたはこれで「旅の失敗」を一つ回避出来ましたね♬
与那国島への船旅楽しんで下さい!