
石垣島が好きで憧れの移住をしたいけど、
島での実際の暮らしと、観光で短期的に行くのでは全然違うのでは!?
実際に「移住」をした人の本音を聞いてみたいけど
知り合いもいなしどうしよう。
こんな悩みを持った石垣島移住に憧れているあなたに、実際の石垣島の良し悪しを赤裸々に「真実」のみで石垣島事情をリアルにお届け致します。
石垣島で移住歴22年の移住者である私が、
2020年のリアルな石垣島の姿を踏まえて石垣島移住の実態に迫って行きます!
定年退職後に石垣島移住を夢みる方!
家族で石垣島に移住を考えている方!

様々な理由で石垣島への移住を考えている方に、
今のリアルな島の様子やメリット・デメリットをはっきりお伝えします♬
是非最後まで読んで、移住計画に磨きをかけて下さい!
今回の記事では石垣島移住の以下のリアルをお伝えします。
✔︎石垣島の住み心地
✔︎石垣島の住居事情
✔︎石垣島に移住して良かったこと
✔︎石垣島に移住して辛いこと
✔︎島人の移住者に対する態度
✔︎ひとまずは プチ移住をしてみよう!来るべき時期を解説
✔︎定年退職後に移住すべきか子育て世代がベストか!?
単純に良いよ!!止めた方が良いよ!とも言えない難しい内容なので、リアルな石垣島事情を知った上で検討して、実際に数ヶ月プチ移住して最終的に決めると良いと思います♬
石垣島に移住して感じるリアルな住み暮らし居心地
石垣島に移住して感じるリアルな住み心地。
気候は1年を通じて、雪などは一切降らない温暖な気候で過ごしやすいと言えます。
とは言え1年中暖かい訳ではなく、11月中旬から2月一杯は結構な寒さになり島からも観光客が減り閑散とした雰囲気になる時期もあります。

寒くなると言っても、
毎日ダウンジャケットやマフラーが必要になるような気候ではないので
ウインドブレカーと長ズボンで十分に寒さはしのげます♬
そんな事から「住み心地は良い」と判断できます。
さてさてでは住み心地の良い点をまとめてみましょう!
◉温暖な気候で寒さの底辺が7度〜10度程度
◉厚手の防寒着がいらない
◉基本的に軽装でいれるので楽チン
◉石垣島市内中心ならば余計な人付き合いも強制されない(集落に住む場合は別)
◉生活園が狭いので行動がシンプルで済む
◉公園が多く広いので子供を遊ばせる場所が沢山ある
◉保育園も沢山あるので子育てしやすい
シンプルな生活になるのは間違い無いので、島暮らしの住み心地で最も特筆すべきことは「カッコつけなくて良い」と言う部分かも知れませんね♬
では次に「住み心地が悪い」と感じる瞬間をまとめてみましょう。
石垣島の住み心地の悪い点
◉1年中湿気が多いのでジメジメしている
◉真夏の日中は外を歩くだけで汗だく&日焼けが凄い
◉生鮮食品の値段が高い
◉行くところが無い
◉娯楽施設がほぼ何も無い
◉刺激が無いので暮らしに飽きる
悪い部分は捉え方によっては、真逆の意味にも変換できる生活スタイルの方も多いでしょう。
石垣島が住み心地が悪いと言って、出ていく方は稀で出ていく方のほとんどの理由は「飽きた」が多いのもまた事実です。
石垣島の住み心地の結果は、
刺激を求める人には向かないが、シンプルな生活を望む方には最高の環境です。
石垣島の住居事情!家賃や建築コストのリアル
石垣島の住居事情!アパートの家賃や建築コストのリアルな話。
2018年頃から石垣島の建築ラッシュ!
リゾートホテルは軒並み建て替えを行い、アパートもどんどん建設されていきました。
やっと2020年になってラッシュは落ち着いたように感じます。

この建築ラッシュで一番頭を抱えたのは
地元住民でして、なんと家賃が相場の2倍近くに膨れ上がりました。。。
そして勿論建築コストも上がり住んでいる人間には
デメリットの方が大きと言えます。そしてこの問題は2020年も継続中。
生活において固定費と言うのは低ければ低い方が生活はしやすのですが、
現状は建築コストの大幅な値上げにより、自然と家賃も上がり住民の生活に支障が出ています。
家賃の目安
◉一人暮らし 1K〜1DK 48000円〜60000円
◉カップル・夫婦 2DK〜2LDK 68000円〜85000円
◉家族暮らし 3DK〜3LDK 75000円〜125000円
◉一軒家 3LDK〜 100000円〜185000円
もしかすると上記の家賃を自身の地元と比べたら「安い」と感じてしまうやも知れませんが、石垣島の給料事情からすると、給料の45%以上は家賃に消える計算になります。
家を借りる場合は1月から2月に島外への転勤や公務員の方の移動が、
決まるのでこの時期に部屋を探すと最も見つかりやすいと言えます!
そして建築年数がかなり経過しているアパートの相場は、
2019年の後半から下がっているので、結構狙い目です!
アパートが見つからない移住時期は観光シーズンの5月から10月です!気をつけましょう!
では次に石垣島に別荘や完全移住で家を施工したいと考えてる方へ。
石垣島の建築コスト
◉土地の坪単価
1坪 市内:15万〜53万 市外:7万〜25万
※不動産に掲載されていた金額から算出
◉建築費用
坪単価 木造:78万〜95万
鉄筋コンクリート:90万〜125万
コンクリートブロック造:85万〜110万
※2019年の建売から算出
如何でしょうか?
高い安いはみている方の経済状況で変わってしまうので、なんとも言えませんがはっきり言えるのは「新空港可動」から数年で一気に不動産・建築コストは爆上げされました。
そして不動産や建築業者曰く「一度上がったコストは下がらない」だそうです。
石垣島に移住して良かったこと
石垣島に移住して良かった!と思うえることをまとめてみました。
✔︎基本的に暖かいので、年中軽装で過ごせるので楽です。(衣料品にお金が掛からない)
✔︎海が近いので休みの日などには気軽に海遊びが出来ます。
✔︎大きな公園が多く子供の遊び場には困りません。
✔︎マリンレジャーが盛んなので、始めやすい環境。
✔︎島人が外から来る人に慣れている(優しい)
✔︎育児がしやすい環境(保育園が多い)
✔︎島環境ですが人付き合いは自分で選べる(集落移住は別)
やはり移住の決めては「海が近い」「温暖な気候」と言うのが、
最も移住のメリットですし、移住したいと考える方の期待もここにありますね。
石垣島に移住して辛いと感じること
石垣島に移住して辛いと感じることも知っておくと良いでしょう。
移住を失敗する人の特徴は「光あれば闇あり」の闇を知らずに光に目を奪われてしまう人です。
移住したら辛いこと
✔︎娯楽がない(ほぼ大人が楽しめる施設は何もありません)
✔︎海も毎日見てれば1ヶ月もあれば飽きる
✔︎仕事が低賃金で保証もない
✔︎賃金が安いのでお金の掛かるレジャーには手が出なくなっていく
✔︎移動に全て大きなお金が掛かる(一番近い都会が那覇で往復1万6千円から)
✔︎キャリアアップなどに繋がる職場はまずない(人手不足で仕事は多々ある)
✔︎12月から2月は天気がずっと悪く寒いので島は閑散として鬱になりそう
✔︎家賃の高騰が止まらない
やはり移住して、最も辛いのは「遊ぶ場所」が全くない!
特に都会暮らしに疲れたから「のんびりしたい」と言う理由で移住してしまうと、そもそも田舎暮らしのリアルを知らないと「のんびりは1週間で飽きます」。
まずは生活のリアルをリアルに思い描くことが大事です。
石垣島の地元島民の移住者に対する態度
石垣島の地元島民は移住者に対してどんな態度や感情なのでしょうか?
これは流石に満場一致の回答にはなりません。
まぁー当たり前ですよね!?どこの土地に行っても移住者は嫌いって人もいれば、怖いほどにウエルカムの人もいますよね。
とは言え石垣島はそもそも移住者が多い島で、完璧に石垣島オンリーになるのはそもそも無理な環境で、石垣島より先には「高校」が存在しないこともあり、中学を卒業した時点で強制的に石垣島に移動になるので生粋の石垣島人がどの位いるのかは全く分からないです。
そんな石垣島独特の環境もあり、島人は移住者に寛容です。
なので全く知人がいない状態で、石垣島に移住しても何ら問題ありません。
まずはプチ移住して石垣島の実際の住み心地を体感せよ
まずはプチ移住して石垣島のリアルな住み心地を知るのは非常に重要です。
とは言え、ここでもやりがちな大きなミスをする人ばかりです。
そのミスとは「夏に来る」ということです・・・せっかく住んでみるならやっぱり夏が良いよねぇっと言う気持ちは分かりますが、夏はどこにいても華やかで賑やかで、何でもできるシーズンなので何やっていても楽しく感じる季節です。

夏は海にBBQに何やっても楽しいです!
夏の石垣島は何してても楽しいので、ここで勘違いしてしまいます。
夏は流石の石垣島も4ヶ月で終わる。。。
冬11月から2月・春3月から5月・秋10月こんな感じ。
つまり1年の半分はそこそこ寒いんですよね
・・・ここを知ってこないと長くて2年で計画は破綻します。
この破綻をほぼ無しにできる唯一の方法が、
石垣島に12月から2月の間で「1、2ヶ月」のプチ移住をして下さい!
このプチ移住を夏のハイシーズンにしてしまうと、石垣島って1年中こんな素敵な環境なんだぁー!!っと完全な勘違いをしてしまう方が山ほどいるので危険。
残念お知らせですが、冬時期の石垣島の天気は7割曇りです。
これを知らずに移住をしてしまうと、冬で一気に移住熱が覚めてしまうので「1年を通したリアル石垣島」を知ってから移住することが大事です。
嫌な部分にもしっかり目を向けてみましょう。
石垣島移住に最も適切な層は家族移住?定年退職あと?
石垣島に移住するタイミングは、家族移住か定年退職あとが良いのか?
今の仕事を思い切って辞めて新天地を石垣島にしちゃうか?
それとも今の仕事を頑張って老後の楽しみに!
まだ子供が小さいうち友達との別れが辛くならないうちに移住してしまうか?
こんな形で悩んでいる方がほとんどだと思います。
個人の方は悩む意味ないので、ひとまず移住してみて考えても良いと思うので、今回は個人の方に向けての発信ではありませんので省きます。

答えを先に言うと「若ければ若い方が良い」です。
逆に個人の意見ですが「老後移住」は破綻すると思います。
家賃や物価が高く移動方法に公共のものが無いので、
何をするにもお金が掛かってしまいます。
若いうちならば無理も効くことと、
子育てするには環境が整っているのでおすすめです。
老後移住は破綻するかもの具体的な話をすると、まず家賃が高いことや「物価が高い」です。
特に野菜などの生鮮食品は恐らくみなさんが住んでいる場所の2倍はしていると思います。
良く野菜の値上げのニュースがありますが、
上がった状態で「安くて良いな」っと毎回思えるほどです。
子育て世代の方で、会社に愛着や今後会社が良くなっていく傾向が場所にお勤めの方でしたら、疲弊した都会暮らしを続けるよりも、子供が多い石垣島はかなり子育てがしやすいです。
ガチガチの進学希望の方には一切向きませんが(笑。
私たち家族も4歳・2歳の2人の男の子がいますが、保育園の無い日は公園を走り回ったり夏の暑い時期にはビーチに行って楽しんでいます♬

長々お付き合い頂きありがとうございました♬
石垣島への移住は「何も無い場所」だからそこ自分で生活をメイクして
楽しむと言う反面もあります。
この記事があなたの移住計画をより良いもにできる糧になれば幸いです。
Awesome post! Keep up the great work! 🙂